2007-03-01から1ヶ月間の記事一覧
うちのキヨちゃんは、何に対しても一所懸命である。ただそれが裏目に出ることも多々あるのも事実である。そしてその結果、割を食うのはたいてい家族である。 若い頃、父が深酒をし、そのまま同じく深酒をした友人と肩を組んで友人宅に行ったまま、戻らないこ…
お年寄りを入浴介助していて、前から不思議に思うことがある。 介助と言っても、本人の残存機能を生かさなければならないので、出来ることはしてもらう。だから、だいたい背中を流して、洗髪をすると、前身は自分で洗って貰うようにしているのだ。 その時、 …
目が離せなかったフィギュアスケート世界選手権。すごいですねえ!男子高橋大輔選手の初の銀メダルに続いて、女子ミキティと真央ちゃんの金銀!!織田くんはSPでつまずいたけど、それでもフリーで7位まで挽回したし、中野選手だって5位入賞。 結果もそうだ…
桜散る ほらね こんなに痩せちゃった 骨ばかりの手をかざして あなたは笑った 足なんか 象さんなんだよ ほうら ごはん美味しそうでしょ 浮腫のひどい足をさすりながら 水のような重湯を見せながら やはり あなたは笑ってた そんなあなたに応える為に 一緒に…
私の家族はお酒が好きである。最近は父はあまり飲まないし、私も勤務の早い日の前日は飲まない。けれど、家族3人それぞれ専用の酒を持っている。好みの問題である。 ある日、会社の先輩から「泡盛」をいただいた。それは私の好物であるが、いつも飲むものよ…
最近、父もキヨちゃんも何となく「初期の認知症状」を疑わせる事がある。まあ、天然のキヨちゃんの場合、判断は難しいのだが、最近とみに勘違いが多い。 父に到っては、時々「幻視」「幻聴」があるらしい。まだおかしなことがあるという自覚があるから、完全…
アナログ人間のキヨちゃんには、メールというものが何かよく分からないらしい。一応「これで文章を打って送ると、手紙になって相手にとどくのだ」と説明していた。もちろん、メール何て言葉は返ってややこしくなるので話さない。 そんなキヨちゃんは、私が仕…
田舎の家庭に多いのが、老老介護、つまり介護される側もする側も老人ということ。それは、ともすれば共倒れになるケースが多い。その為に、施設やサービスがあるわけだけれど、それが上手く利用できるとは限らない。 いよいよ限界・・・というわけでなく、ほ…
同志Ⅱ 母親が倒れたとき 彼女は 夜勤をしながら ICUへ通い詰めた 親の死に目に会えないかも そんな想いに 涙がにじんだ 買い物途中で 脳梗塞に倒れた彼女は 病院から自分で 入院しますと 電話を入れた 彼女の上司は 一言 「困るな・・・」と答えた ねぎら…
父とうちのキヨちゃんは三歳違いで、父が上である。彼女はこの年の差がベストであると、いつも自慢気に私に話していた。 ところが、そう言っておきながら、しばしばキヨちゃんは年をサバ読むのである。しかもそれはごく自然に、悪気もなく「ついうっかり」サ…
父は病気のデパートなので、それはそれはいろいろな医者様にかかっている。医者様だって人間だ!と十分承知していながらも、やはり患者は医者様の言葉に一喜一憂する。 ある医者様は、ある時吐血をした父にこういった。 「たぶん、大丈夫と思いますけどね。…
物の名前を大きく思い違いすることの多いキヨちゃんだが、名前に限らず思い込みの多い人ではある。 ある人が怪我をして入院したという話があり、その報告を親類から受けた時だった。 「何でもな、あの人足の付け根を骨折したらしいんよ。」 「まあ、大変じゃ…
長寿 姉ちゃん うっちゃ 早う死んだらええのに 何で お迎え来んのだろう 足が少し不自由だったあなたは それでも まだまだ元気だったから 勤めて明るく励ました 人には生き分があるらしいけんね まだまだ 良いことあるよ どうせ 逝かないかんのじゃけん 慌て…
キヨちゃんには、九州に姉妹がいる。そのほとんどが同じような明るい天然系である。彼女たちの笑い声と共に繰り出されるマシンガントークは、お国訛りも手伝って、大変ヒアリングが難しい。 みんな焼酎が好きで、よく飲みよく笑い、よく食べる。そしてみんな…