すずしろ日誌

介護をテーマにした詩集(じいとんばあ)と、天然な母を題材にしたエッセイ(うちのキヨちゃん)です。ひとりごとも・・・。

デイサービス終わりのかかりつけ医受診。

 今日はキヨちゃんのデイサービス。先週強風で通院を見合わせている。本当はこの水曜日位に薬も無くなるので行く予定だったのだが、どうやら悪天候になりそうだとの予報で、今日デイから戻ったら行こうかという事になった。

 今までならデイに迎えに行く事もあったのだが、最近他所での歩行やトイレに不安を感じるようで、デイではトイレに行かずに戻ることが多くなった。まあ、リハビリパンツも穿いているし、余程辛抱出来なければ行けないほどでは無いのだが(何しろ自宅よりは手すりなんかも付いているし)、不安でトイレに行かずにいた場合かかりつけ医のトイレはそれこそキヨちゃんには無理な昔ながらのトイレなのだ。なので、キヨちゃんの帰りを待ってトイレに行ってもらってから病院へ行く事にした。

 キヨちゃんを待つ間、パンを焼いた。今日は黒糖ときな粉の揚げ焼きパン。

 

 キヨちゃんが戻っていつもならおやつにするのだが、その暇はない。とりあえずトイレに行ってもらってかかりつけ医へ。

 ちょうど午後の診療時間に間に合う時間で、待っている人は一人しかいなかった。ほどなくキヨちゃんを診察室へ。

 「どうですか?薬、飲めてますかね?」

と小声で先生が私に聞く。と言うのも、カリウムの数値が高いので飲んでいるゼリー状の薬がとにかく不味いようでいつも憂鬱そうに文句を言うのだ。なので、代替えが無いか相談していたのだが、この薬以上に評判が悪いと聞き、今の薬を続けることになっているのだ。

 「まあ、何とか。」

 「シロップは評判悪くて。浣腸で入れるタイプもありますが、その方が難しいですよね。」

 「・・・。それは・・・嫌だろうと。」

とまあ、こんな会話もあって結局現状維持。

 「先生!首がとにかく痛いんです。」

とキヨちゃん。これについては高枕が原因と思われ、前から注意しているし先生からも言ってくれているのだがなかなか止めない。枕の高さを低くするようこちらでも調整はしているが、すぐに何かを足してしまう。

 「パンパンに凝っとるけんなあ。」

とDr.

 「前から枕が高いって言いよるでえ。言う事聞かんけんいかんのよ。」

 「言う事は聞きよる!うちは大人しいに黙っとる。痛くても痛いや言わんと辛抱しよる!」

私が注意すればこうのたまう。

 「この前も先生が腕をぐるぐる回せって運動教えてくれたでえ。」

と言えば、

 「いっつもしよる!」

と大ウソをつく(笑)。仕舞いには車いすから落ちるのではないかと思うほど腕をブンブン回し、先生が危ないからと止める始末。

 「首をな、蒸しタオルで温めたりはしよるんです。」

 「ああ、それはいい方法ですね。」

 キヨちゃんの言葉にDr,が感心したように言うのだが、

 「いえ先生嘘です。朝晩清拭用にホットタオルは渡しているので身体を拭く時に若干当てることはあるとは思うんですけど・・・。」

と私が訂正。すると、まるで漫画の様に先生は机に突っ伏した。

 「ああ・・・。」

 そんな先生を横目に、

 「ありがとうございました!ガハハハッ!」

と手を振るキヨちゃんであった。

昨夜は牛筋のシチュー、ポテトサラダ。

今夜はエビシュウマイ、山芋とべったら漬けのおかか和え。

 

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