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『照れちゃった』
そういえば…
すずさんの手を握ることができたのもやっと倉敷で。
それもその日のデートの、もう帰り際になってからやっと手をつなぐことができた。
だから…
無理もないことだと自分に言い訳しているのだけれど…
この前の初めてのおうちお泊まりして、翌日お母さんもいっしょに出かけて昼食をごちそうになった時。
僕はあの時から、ひとつだけたいへん悔いが残っていることがあるのです。
それは…
階段を降りる時に、お母さんの手をとれなかったこと。
あんな急な危ない階段だったというのに。
もちろん僕の手はお母さんへ出ていたのです。だけど…お母さんの手まで届かなかった。
照れちゃいました…