すずしろ日誌

介護をテーマにした詩集(じいとんばあ)と、天然な母を題材にしたエッセイ(うちのキヨちゃん)です。ひとりごとも・・・。

Withすずしろ~赤ちゃん~

『赤ちゃん』

これからいっぱいいっぱいいただく「結婚おめでとう」の言葉。でも、たぶんそれと同じ数だけいっしょにくっついてくる「赤ちゃん」という言葉。

それもこれもたいへん嬉しいお祝いの言葉なんだけれど、それと同じくらいにすずが心配。その度に心のなかで泣いていやしないかと。
だって、前に泣いているのを知っているから。

プロポーズの時に、いや、それ以前にもその後からも話していると思うけど、僕は「子供」が欲しくてすずと結婚したのではありません。
むしろ「子供」のことは、この先の二人の生活プランには考えていなかったといったほうがいいかもしれません。

そりゃ、愛するすずとの子供だったら育ててみたかったのも本当の気持ち。
だけど、もしも、もしも僕たちが子供を育てなければならなかったとしたら、もっと早くに、もっと若い時に出会うことができて、そして愛しあっていたと思うのです。

でも、神様かご先祖様によってかはわからないけれども、僕たちは、この歳になってから出会わせてもらえた。
あるいは、この歳になるまで出会わせてもらえなかったのかもしれません。しっかりとお互いを愛することができるようになるまで。

だから、いつもと同じことしか言えないけれど、

これから25年間…これはどこまでの年数まで約束を守れるかはわからないけど…二人の時間を大切にして一日一日を過ごしていこうね。

それから、二人のお母さんも大切にしていこうね。

だから、もう既に二人で育んできているこの「愛」を、これからも二人で大きく大切に育てていこうね